なんにせよ、勝ってよかったですね。文句なしの決勝トーナメント進出ですから。
しかし、前半はもうどうしたのかと思うほど酷い試合でしたね。北朝鮮が守りに入っているせいもあって、攻めあぐねていたのでしょうが‥‥。それにしても、もうちょっと覇気というか気合が見えてもいいような気がします。間を抜いたりせずに精度の低いロングボールをいたずらに投げ込んでるシーンが多くて、正直勝てないと思いました。惜しいシーンも1つしかなかったですし。37度と暑かったせいかなぁ。
後半は全体的に元気が出てきて、前半と比べるとゴール前でもきっちりゴールを狙う気になってましたね。特に柳沢が元気にシュート打ってたのがなかなか印象的でした。で、結局柳沢の攻撃的なところが得点に繋がったんでしょうね。そして1点取ったら特に前線が俄然やる気になる辺り、ちょっと苦笑。見違えましたね。
気になった点が2つ。1つは、なんだか稲本の調子が悪そうでしたね。センタリングの精度も悪いし競り負けたりしてましたし。せっかくの大舞台なんだし、がんばれ!
あと、最後の乱闘寸前のシーン。あれ、興奮して蹴りつけてみせた北朝鮮の選手(名前は失念)だけでなく、その前に田中が浴びせ蹴りかましたのも悪いと思うんですけど、いかがでしょう?
それにしても、中盤の主力を欠いた(失礼?)状況で、後半だけとはいえきちんと勝てる試合をしてくれたのはよかったです。熱心なサポーターのように「W杯で優勝を狙えるチームになった」とはお世辞にも言えませんが、出られるだけでまずは十分。
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