2004年10月06日

[底]西の魔女が死んだ

 ずっと気になっていた本を、購買で衝動買いしてきました。


西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ
posted with amazlet at 04.10.06
梨木 香歩
新潮社 (2001/07)
売り上げランキング: 5,040
通常24時間以内に発送します。



 タイトルと表紙に惹かれて買ったんですが、この作品で「日本児童文学者協会新人賞」「新美南吉児童文学賞」「小学館文学賞」を受賞されたそうです。その賞の通り、小学校高学年〜中学生ぐらいで読んでほしい本ですね。本当に児童文学の対象になるような子供たちだと言葉や概念が少々難しすぎる気がします。

 西の魔女、というのは主人公「まい」のおばあちゃん(イギリス人?)のことで、魔女としての精神的な修行を積んでいるのだそうです。1ヶ月西の魔女と暮らすことになったまいは、都会ではなかなかできない、箱庭の中にいるような生活をします。そして魔女の修行を始めます。
 といっても、魔女の宅急便のように空を飛んだりするのではなく、西の魔女がまいに教えた魔女の修行とは「精神力のトレーニング」です。それは「意志の強さ」を鍛えること。具体的に行うことは、規則正しい生活をすること。

 優しい語り口と少し大きめの文字で、あくまでも母親が語りかけてくるように読み進んでいけます。その中には、野いちごのジャム作りがあったり、「死とは何か」という問いかけがあったり、不信や怒りがあったり、ちょっとした決断があったりします。
 そして、続編「渡りの一日」が来ます。これがあって、この物語は初めて完結した、という感じがしますね。最後にほっとして、微笑みが浮かぶんです。

 魔女にはなれないけど、ちょっと修行してみようかな、なんて思ってしまいました。
posted by alohz at 01:25| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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