2004年10月25日

[底]黒魔術の手帖

 ファンタジーとかオカルトとか、詳しくはないですが好きなので、購買に並んでいるのを見て思わず買ってしまいました。


黒魔術の手帖
黒魔術の手帖
posted with amazlet at 04.10.25
渋沢 龍彦
文芸春秋 (2004/02)
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 タイトルとは少し違って、黒魔術の所謂ハウツー本ではありません。黒魔術そのものよりも、魔術(呪術)の歴史やそれに関する知識を載せている本です。
 16世紀中頃の放浪の医者パラケルススと彼がその思想の原点になっているといわれるドイツの地下結社、薔薇十字団、15世紀初頭のフランスの、幼児虐殺者にして錬金術愛好家であったジル・ド・レエ元帥についてはそれぞれに詳しく述べられている他、タロット(何故か文中ではタロックと表記)、サバトや黒ミサ、呪い、ホムンクルス(人造人間)といったいかにもオカルティックなキーワードが並びます。

 これはまぁ、こういうのに興味がある人にとっては結構面白いと思います。後書きまで来て初めて気付いたことですが、初出は昭和36年ですからなんと43年前。それから随分経ってますから、いろんな異説や新説が出てるかもしれません。僕はそういった知識はまだ薄いので、これから少しずつより新しい説を見ていきたいところです。

 本筋とはずれるんですが、この本を読んでいて気になった名前が2つ出てきました。1つはコルネリウス・アグリッパ。ルネサンス期の大魔術哲学者、と紹介されていますが、この名前はグイン・サーガという栗本薫の大河小説で大魔導師として登場します。もう1つはニコラ・フラメル。高名な錬金術師であり、後には高利貸しになったと書かれていますが、この名前はハリー・ポッターで聞いたことがあります。どういう人だか忘れましたが、とにかく高位の魔導師だったと思います。
 意外と実在(あるいは伝説)の人物の名前が流用されていたりするんですね。
posted by alohz at 01:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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