2004年07月08日

青空文庫

 インターネット上の図書館「青空文庫」が7周年を迎え、収録作品数が4,000点に達したそうです。(Source:asahi.com
 青空文庫の収録作品は全て、著作権の切れた作家(死後50年を経過した作家)の作品及び著作権者の許可を得た作品で、入力は全てボランティアの手によって行われています。およそ600人の入力・校正ボランティアの手によって、我々一般ユーザーでも無料で日本の誇る文学作品を読めるというのが売り物です。

 印刷物には問題ではなくてもパソコン上で表現することの難しい表現もいくつもあります。今ではありふれた機能になっているルビもそうですし、旧字体、表外字、傍点、漢文の訓点などもあります。
 ルビについては、青空文庫の方式(必要|箇所《かしょ》のような形態)を解釈しルビとして表示する縦表示のテキストビューアソフトが複数開発されています。
 その他の問題についても、青空文庫ではそれぞれに注表記を工夫し、またボイジャー社によって青空文庫で求められていた表現の多くに対応した閲覧ソフトも開発されたようです(シェアウェア)。

 最近インターネットの弊害、と口にされることが増えてきているように思いますが、こういった活動はインターネットの存在なしにはあり得なかったことですね。
posted by alohz at 23:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月04日

日本語版発見

 留学中に買ったタイ語翻訳版の漫画の原作を今日ようやく検索で見つけました。どちらも1巻だけ試しに買ってみたんですが、絵は明らかに日本のものなんですが見覚えもなく、タイトルを見ても聞いたことのないものだったので少し気にかかってはいたんですが。

 1冊は「Culdcept」という漫画で、Ant Comics Group.というところから出版されています。35バーツ/冊。トレカをモチーフにした漫画で、カードに封じられたモンスターを召還し操ることのできる能力者「セプター」同士の戦いを描いたものです。これは元々大宮ソフトが開発したセガサターンのゲームで、99年にPSにも移植されました(→オフィシャルサイト)。それが2000年にかねこしんやさんの手で漫画化されました。タイ語版には奥付がない(どころか作者名すらない)のでいつ翻訳されたのかはわかりませんが、日本で既に4巻まで出ているのにタイで1巻しか置いてなかったところからすると、わりと最近でしょう。

 もう1冊は「GUNNM Last Order」という漫画で、Tos Comicsというところから出版されています。値段はペーパーバックで40バーツ/冊。近未来(遠未来?)に生み出されたサイボーグの少女ガリー(本当はガリィ)と、その時代を生きる人々の物語です。これは90年〜95年にビジネスジャンプに連載された木城ゆきとさんの漫画「銃夢(GUNNM)」の続編に当たる「銃夢 Last Order」です(→木城ゆきとオフィシャルサイト)。こちらもタイ語版に奥付がないので翻訳がいつかはわかりませんでした。なぜか表紙が通常のビニールカバーのものとペーパーバックのものと2種類売っていて、今手元にあるペーパーバックの方は特別版と表紙に書いてあります(ビニールカバーの方がどうだったかは覚えてません)。

 日本や中国、韓国などの漫画のタイ語翻訳版はかなり出ています。特に日本のものは種類も豊富で、コミックスの他に漫画雑誌としても何冊も発売されています。GUNNM Last Orderはコミックスでもそうだったんですが、手書きの独特の書体でせりふを入れているので読みにくいです。
 これは出版社の差のようで、Ant Comics Group.(他に「まほろまてぃっく」のタイ語版なども出版)は全てちゃんと写植を使っていますから簡単です。
 タイで日本の漫画を初めて買う、というスタイルはまだあるかもしれません。とりあえず次回行く時にも何か探してくるつもりです。GUNNMの最初の方があればなぁ‥‥。
posted by alohz at 23:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月09日

日本発

 特集に惹かれて思わず買ってしまった「」の内容より。現在日本のアニメは海外でも評価が高いですが、マンガの方も世界のあちこちに飛び立って、人々を楽しませています。
 タイもそうですが、日本のマンガは元々アジア圏を中心に展開していたようで、欧米のシェアは最近になって急激に伸びてきているそうです。また、これまではアニメが先行して放映され、それを見て原作を読みたくなった客がマンガを買うという流れだったのが、マンガ単体でも売れるようになってきたそうです。
 アニメの方は、古くは「AKIRA」や「The Ghost in the Shell/攻殻機動隊」(どちらも未見ですが)に始まって、最近では「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を受賞し「イノセンス」がカンヌへ出品されるなど非常に認知度が高いですが、マンガの方はアニメに比べるとそうでもなかったようです。これは少し意外でした。

 現在では、マンガの方は海外の出版社と提携してコミック誌を次々に送り出しているようです。中国、台湾などからアメリカ、ヨーロッパまで幅広く。またアニメの方でも、制作会社やプロデュース専門の会社が海外と積極的に交渉し、より多く/広くアピールしていこうという動きが出てきたようです。
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posted by alohz at 23:16| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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